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2006年11月28日

渋柿


写真は柿渋

昨日この柿渋を家の天井使う杉の板に塗る作業をした。
柿渋には防腐、防虫の効果があるらしい。
昔蛇の目傘やうちわになんかも塗ったのだそうだ。

そう言えばその昔ウチの祖父が鮎を捕る絹で出来た投網を柿渋の入ったたらいにつけていた。
それも網のいたみを抑える工夫だったのだろう。


今回は柿渋を同量の水で薄めてタオルで塗っていく。
多めに塗って、すぐにふき取る。

建築家あらため柿渋指導員の鋒山さんに指導とお手伝いをいただき、
鋒山さんのお嬢さんの朋美さんにも手伝ってもらって3時間。
結構きつかったが天井にはる羽目板材の半分くらいは出来ただろうか。

これを塗ると、すぎ板の白い部分もうっすら色づいてなかなか良い感じ。
年数を経る毎にさらに味わいを増すのだそうだ。

しかし聞いてはいたが・・・臭い。
服にもしっかり染み付いて、脱いでおいておいた廊下は今朝まだ臭かった。

ちなみにしばらくすると臭いはなくなるそうなので、
出来上がった家が臭いと言うことはないそうだ。

2006年11月18日

出張

明日は大阪でインド式ダイエット美容痩身研究会の合宿。
いつもなら宿泊するのだが、明後日早朝(6時)発の電車で
京都経由で横浜出張なので日帰り。

横浜へはコーセーの経営者大会に出席なのだが、
せっかくなので早朝に出て川崎のラゾーナ川崎プラザを見学後
会場に入る予定。

翌日もコースを終えてから東京の豊洲のショッピングセンターを見学し、
駅前のビジネスに宿泊後、翌日始発ののぞみで帰ってくる。

すると・・・なんと開店に間に合うのだ。

というわけでニュースレターの発送作業をみんなにまかせて旅に出ます。

コメントありがとうございます。

やまださん、Nヌマさん、bioさんコメントありがとうございます。

むろん吉野杉の杉も良いのですが、
その材木を目利きし、貯木し、乾燥させ出荷する
阪口さん親子の人柄と、商売スタイルに惚れました。

それにしてもこれらの杉は赤身の桜色がとてもキレイです。
そのままスケルトンの家にしておきたいくらい。

私なんぞにこんな事を出来るのは、やはりCMと言う手法のおかげでしょう。
施主にもかなり手間がかかりますが、
家をお建てになるなら価格がすべて透明な分離発注の手法も是非ご一考下さい。


追伸:見学歓迎します。

2006年11月14日

立った!建った!

もう一週間前になるが、自宅の棟あげをした。
いわゆる上棟というやつ。
いよいよ家が建つ!!

朝からレッカー車が到着し、前後して棟梁や応援の大工さん達。
が集合。

簡単な挨拶の後、おもむろに作業開始。

かなり楽しみにしていたのだが、着々と作業が進み、どんどん柱が立っていく。
あっけないくらい。


そしていよいよ大黒柱の登場。

土台はヒノキだが、それ以外の柱、梁・桁など
構造材はすべてが奈良県吉野の「吉野杉」。
これが我が家最大のこだわり。

縁あって阪口製材所さんというところから素晴らしい吉野杉を
つかわせてもらうことになった。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/sakaguchi-seiza/

組み立てられていく材木のその色合いの良いこと、
天然の材料ならではの細かなワレがまた良い味わいを醸し出していた。

大黒柱は30cm角で、吹き抜けの角に立つ2階天井までの通し柱。
圧倒的存在感だ。(でも実は・・・この柱は仕事をしていません。)

これで実は集成材を使うのと大して変わらない費用なのだから驚きだ。

これもひとえにCMと言う手法(http://www.biwa.ne.jp/~techno-w/直営方式・分離発注)のおかげ、
そして阪口さんの経営努力+プラスアルファの賜だと思う。

関係者の皆様にあらためて感謝。

2006年11月05日

勘違い

郵便局で興味深いモノを見つけた。


この写真のモノが郵便の窓口に張り出してあったのだ。

内容は
 「お客さまへお約束します」
 のキャッチの下に顔写真が入り、
 平素は・・・誠にありがとうございます。
 これこれしかじか致します・・・。
 とお約束が書かれており、
 何かあったら言って下さい。
 「私が局長の○○です。」

郵便局も民営化。やっぱり変わったなと一瞬は思うのだが、
なんかおかしい。

局長さんの顔にケチをつけるわけではない。
少々頭が光っているのはご本人の責任ではないししょうがないが、
笑顔のかけらもないその表情。
コンサルタントの岡本吏郎先生によると、
そもそもチラシなどに「ハゲ写真(失礼)」は原則禁物(怖そうだから)らしいが、
こぼれんばかりの笑顔ならそれもまた良しではないかと思う。


誰が見てもこれはいけません。
上からのお達しで仕方なく写真を入れて張り出しました。
正にそんな感じなのだ。

全く持って勘違いしているのです。
お気の毒だが完璧にずれていると思う。