渋柿
昨日この柿渋を家の天井使う杉の板に塗る作業をした。
柿渋には防腐、防虫の効果があるらしい。
昔蛇の目傘やうちわになんかも塗ったのだそうだ。
そう言えばその昔ウチの祖父が鮎を捕る絹で出来た投網を柿渋の入ったたらいにつけていた。
それも網のいたみを抑える工夫だったのだろう。
今回は柿渋を同量の水で薄めてタオルで塗っていく。
多めに塗って、すぐにふき取る。
建築家あらため柿渋指導員の鋒山さんに指導とお手伝いをいただき、
鋒山さんのお嬢さんの朋美さんにも手伝ってもらって3時間。
結構きつかったが天井にはる羽目板材の半分くらいは出来ただろうか。
これを塗ると、すぎ板の白い部分もうっすら色づいてなかなか良い感じ。
年数を経る毎にさらに味わいを増すのだそうだ。
しかし聞いてはいたが・・・臭い。
服にもしっかり染み付いて、脱いでおいておいた廊下は今朝まだ臭かった。
ちなみにしばらくすると臭いはなくなるそうなので、
出来上がった家が臭いと言うことはないそうだ。
コメント
これは昔の知恵ですか?
手作り感がどんどん出ていますね!! 絶対に住み心地が違うはず!!
あっちもこっちもお忙しい塚本さんですね〜(^.^)
投稿者: bio | 2006年12月01日 18:46