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2007年09月23日

京都ラーメンのニューウェーブと言われる注目店
「高倉二条」に行った。

場所は店名の通り。高倉二条。

地下鉄烏丸線丸太町駅がもより駅。


店に着いたのが11時20分頃。
カウンターだけの小さな店。
すでに数人の人影が見える。


メニューはラーメンとつけ麺。
激しく悩むが、「つけ麺の麺は通常の二倍」の表示に惹かれ
つけ麺系に決める。
さあ入ろうとしたら携帯電話が鳴った。

友人からDMについての質問だった。
答えている間に何人ものお客さんが次々店に入っていって少々焦った。


つけ麺の種類だが
せっかく来たのだからとはりこんで
一番高い「あじ玉チャーシューつけ麺」に。

さて待つこと数分。出てきた麺は全粒粉を使用している蕎麦のような色合いの麺。
麺だけを口に含んでみると、通常の中華麺とはまったく違った
独特の風味が楽しい。


付け汁の方はと言うと、魚系ととんこつ系の濃厚なWスープ。
東京の武蔵、いや六厘社に近い味ですこぶる美味。
角切りのチャーシューがやわらかく、黄身がトロリの半熟煮卵も絶品。

(あまり美味そうに撮れていないのが残念!)

麺がもうすこし太くても良いような気もするが、
これは好みだろう。

麺を食べ終われば、煮干しスープで割ってくれるので、
最期まで美味しく食べられるが、スープ割りの際に
「ゆず皮」を散らす六厘社スタイルをとれば、言うことなし。

私はカウンターにあった山椒をふってみたが、
これはこれでかなりいけた。


関西では他に無い味。又出かけよう。

この日はちなみにこのラーメンのためだけに
ここまで出かけたのだが、充分その甲斐はあったと思う。

2007年09月09日

名古屋と言えば

なんといっても手羽先。

先日、台風接近の日。
とある集まりで名古屋へ。

お昼は真新しいミッドランドスクエアで
韓国料理のコースをいただき、夜は居酒屋「山ちゃん」へ。
(ちなみにその間はお勉強会)

名古屋の手羽先は「世界の山ちゃん」派と「風来坊」派の2大巨頭があり、風来坊の方がかなり胡椒がきいたスパイシータイプでその人気を2分するという。

この日は前者「山ちゃん」で手羽先三昧。

地元で食べる手羽先はけっこうでかいのだが、
名古屋の手羽先は小ぶり。


食べやすくてこれがよい。
7人ほどで10人前の手羽先や味噌串カツ、土手煮などを
平らげた。


風来坊の方も以前一度行ったことがあるのだが、
一人でいってカウンターでひたすら手羽先を食べたところ
味は良いのだが、イマイチしっくり来ず、
早々に退散した記憶しかない。

何でもそうだが、食事は一緒に食べるメンバーで
全然受ける印象が違うから不思議だ。


その後解散となったが、私はさらに究極の「鴨ラーメン」
をごちそうになった。

適度な塩味にした味が付き、香ばしくあぶられ、
きれいな色をした鴨肉をアツアツのスープに沈めると、
ミディアムレアの丁度良い案配に火が通る。

超極細麺に、繊細かつ個性的旨み凝縮のスープ。
味のベースはむろん塩だ。

粒山椒をかみしめながら食べるもよし。避けるもよし。


う・・・むむむ。
あっさりしてるが奥の深い味。
中華でもないし和食でもない。

独自の世界がこの一杯に感じられた。

惜しむらくはお腹がすでにかなり一杯で、
飲み干すことができなかったこと。


ああ美味いなあと思っていると台風の影響で新幹線が止まっているとの情報が。

食い物に一生懸命で危うく帰れなくなるところだった。