博多４ 餅
今度のラーメンは餅入り・・・・ ではない。
ここらでちょっと一服しよう。
時刻はちょうど午後３時前。
家にいれば子ども達が「おやつー！！」とうるさいころだ。
友達のラッキーが「博多へ行くならここへ行っておいで！」
とおすすめしてくれた「なごみスポット」へ向かった。
愛宕神社とその門前の御茶屋さん「岩井屋」さんだ。
久留米から西鉄で天神に戻って、地下鉄で室見へ
そこから歩きで１０分ほどらしいので歩きかけると、
愛宕神社参道の看板があった。
丘の上にあるようなので坂を昇りかけると・・・
えっ・・・キツイやんこの坂ーーー！
登れど登れど先は見えず、たちまち吹き出す玉の汗！！！
昨日のアルコールも、ラーメンの脂もすべて排出してしまった。
「なんちゅう所を紹介してくれたんや・・・！」と一瞬思ったものの
よくよく思い出してみれば、ラッキーが「一番簡単なのは
（タクシーで）愛宕神社に連れて行って」ということ
と教えてくれていたのに、゜地下鉄＋徒歩に
私が勝手に変更したのだ。
・・・・・・・
後悔するもあとの祭・・・と思っているうちに、
ようやく境内らしきところが見えてきた。
助かったー！！
神社にお参りをして、ラッキーおすすめの茶店に入った。
手抜きのためにラッキーの紹介文をそのまま転載すると
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行ったら
まず、神社にお参りにいってからね！といわれますよ！
「お参りにいってきんしゃい」って
コーヒーセットというのがお勧めです。
岩井餅にコーヒーのセットで750円です。
ここからが普通の喫茶店と違います。
（一緒にするのがおかしいですね）
1.コーヒーがうまい（豆にこだわりがある）
2.もちにこだわりがある（自然を大切にしたこだわりのもち米です）
僕の興味を30年前に引いたのは
3.器（うつわ）にこだわりがある。
柿右衛門のカップやらげん衛門の器で〜焼き物が好きなんで
4.副交感神経攻撃です。
（落ち着くのです）〜行っていただければわかります。
はいったらまず座敷に上がって〜奥の窓際にすわってくださいね！！！
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で、どうだったかと言うと、
運動不足の身に、かなりきつかった運動のあとだけに
何よりすがすがしい。
接客もさりげなく
行き届いていたのがただ者ではない感じ。
とってもくつろげて、良い時間を過ごすことが出来た。
そしておかみさん（かな？）の笑顔がステキだった。、
神社はちょうど七五三参りの人たちで混雑していたし、
岩井屋さんも結構いっぱいだったが、
私が店にはいるとうまい具合に人が引いて、
静かに読書を楽しめた。
コーヒーはたっぷり２杯分。
器は「げんえもん」だそうで、
器が良いと心が豊になるような気がした。
そしてもちろん味も良い。
雑味のない、スッキリとした味だった。
岩井餅は実際には「いわい餅」と書いてあって、
「祝い」と美味く語呂があっているのだろう。
こしあんの入った焼き餅は大ぶりだけれどとても美味かった。
帰りがけに、件のおかみさんが、素敵な笑顔で
「コーヒーはお口に合いましたか？」
「ゆっくりしていただけましたか？」
と聞いて下さった。
私：「博多へ行くならここへ行ってくるといいよ・・・と知り合いに勧められて
来たんですが、来た甲斐が。ありました。」
おかみ：「まあ、うれしいこと言って下さりますね。どちらから？」と言いながら
素早く、いわい餅を一つ包んで「お一つですげどどうぞ召し上がって下さい。
どうぞ又お寄り下さいね。」
と、お土産までいただいてしまった。
お店の皆さんの笑顔に送られて参道を下った。
下について、坂道はあくまで車用＋近隣住民の生活道路で
それとは別に立派な石段があったのに気が付いた。
しまった、いわい餅も、お店も写真に撮るのを忘れていた。
いやなにより女将さんの笑顔を写真に撮れば良かった。
今からもう一度登るのは・・・むりだ・・・。